2010年03月23日

エベレスト登頂ネット中継へ  登山家・栗城「みんなで夢を共有したい」(産経新聞)

 世界7大陸最高峰の単独制覇を目指す札幌市在住の登山家、栗城史多(くりき・のぶかず)さん(27)が今夏、単独・無酸素で世界最高峰のエベレスト(標高8848メートル)登頂を目指す。これまでに7大陸のうち6大陸の最高峰を制覇。エベレストは昨年、7950メートル地点で断念しており、今年、再挑戦となる。登頂の様子は動画で配信する予定だという。日本人初となる単独・無酸素での最難関へのチャレンジを前に栗城さんに話を聞いた。(加納洋人)

 ――酸素ボンベを使用しない無酸素での単独登頂は大変な困難が伴う

 「凍傷はもちろんですが。一番大変なのは睡魔です。7500メートルから先は、ほとんど寝ないで登っていく。寝ちゃいけないんです。横になって寝ると、呼吸が浅くなって、ぽっくりいってしまう」

 ――どのくらい寝ないのか

 「長いと、3日間は寝ない。酸素が3分の1の山で寝ていないと、ものすごい睡魔が襲ってくる。やがて、夢と現実の世界が錯綜(さくそう)し始める。真夜中に登っていて、ちょっと休むと、次の瞬間、なぜか札幌の自分の部屋にいる。暖かい布団の中に入りたくなる。『寝ちゃいけない』と登り続けると、今度は、実家にいる。玄関に父が立っていて、『寄っていけ、寄っていけ』と言う。そのとき寄っていたら、危なかったと思う」

 ――困難をどう乗り越える

 「8000メートルを越えて、ひとりで登り続けると相当苦しい。寒さが厳しく、孤独感もすごい。そんなとき、苦しみに対抗しようとすると、苦しみはどんどん増していく。逆に苦しみから逃げても、追っかけてくる。苦しみは受け入れるしかないんです」

 ――どうやって受け入れる

 「単純なんですけれど、苦しみに感謝するんです。苦しいときに、『すべてに感謝、ありがとう』と言葉に出す。苦しみに感謝して、ピンチをチャンスにかえていくんです」

 ――登頂の模様をどうやって動画で配信する

 「自分でビデオを持っていき、片手で撮りながら登る。昨年のエベレストではインターネットで生中継した。最先端の送信機と電池を背中にかついで登っていき、7000メートルの地点で待機するスタッフに映像をとばし、さらにそのスタッフが6400メートルの地点のスタッフに映像をとばして生中継した。今年もエベレストで生中継にチャレンジする予定です」

 ――強靭(きょうじん)な体力が必要ね

 「僕は身長162センチ、体重60キロと小柄です。病院の先生にからだを調べてもらったことがあるんですが、上半身と下半身の筋肉、肺活量など、すべてが平均以下だった。昔、ぜんそくでしたから、肉体的にはすごくもなんともない。ただ、普通の人は筋肉が疲れると、乳酸値が上がりますが、僕の場合、ある一定のところを超えると、体が乳酸値を下げようとするそうです」

 ――登山を始めたきっかけは

 「失恋です。高校卒業後、東京で1年間くらいブラブラとフリーター生活をしていた。目標も夢もない。希望は高3のときから付き合っていた2歳年上の彼女だけ。北海道に戻って、その彼女と一緒になろうと決心した。彼女の好みのタイプは『車を持っている大卒の公務員』。好みに合うように、札幌の大学に入学し、公務員試験の勉強も始めた。でも、買ったばかりの車の中で彼女にふられてしまった」

 ――ショックだった

 「彼女にふられ、部屋にずっと閉じこもっていた。ひきこもりです。朝から晩まで寝ている毎日。1週間以上寝ていたら、布団に人の形の黒カビがはえた。びっくりして、そのときスイッチが入った。『このままでは人間以下だ。何かやり始めなきゃ』。でも、何をやるのか。僕をふった彼女は、冬山を登る本格的な登山をやっていた。どうして小柄な彼女が山に行くのか、彼女が見ていた世界を見たくなった。僕は、彼女への未練から登山を始めたんです」

 ――それで目的を見つけた

 「自分のひきこもりの経験から、夢とか希望を持って、そこに歩んでいけるのが人間だと思った。登山の様子を動画で配信する企画を立てたのも、夢が実現するか、しないかをみんなで共有したいと思ったから。あんな兄ちゃんが、あんなすごいことができるんだったら、私も何かできるかもしれないと思ってくれるかもしれない。僕のやっている登山も何か意味を持つのではないかと思った」 

 ――しかし、命にかかわる挑戦です

 「登山で一番重要なのは、登ることじゃなくて、執着しないということ。夢、目標を持って向かっていくことは、実は簡単なんです。でも、途中で下りなければいけないときがある。そのとき一番大切なのは、執着しないことです」

 ――あきらめる決断が重要

 「人間は自然に向かっていっても勝てない。自然の中で生かされている。登れるかどうかは、山の神様が決めること。山っていうのは、本当にこわいところなんです」

 ■栗城史多(くりき・のぶかず)昭和57年6月生まれ。北海道今金町出身。現在、札幌市中央区在住。平成16年からこれまでに、北米・マッキンリー、アフリカ・キリマンジャロなど6大陸の最高峰を単独で制覇。平成19年からは、ヒマラヤ山脈のチョー・オユーなど8000メートルを超える3つの高峰の無酸素・単独登頂に成功した。著書に「一歩を越える勇気」(サンマーク出版)

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2010年03月18日

<天気>関東は初夏の陽気 千葉で潮干狩り場オープン(毎日新聞)

 太平洋から本州に暖かい空気が流れ込んだ13日、関東地方では初夏を思わせる陽気となり、千葉県富津市の富津海岸では東京湾沿岸のトップを切って潮干狩り場がオープンした。

【天気予報】14日は肌寒い?各地の予想気温

 潮の引いた午前8時、詰めかけた家族連れがくま手で砂を掘ると、3〜4センチのアサリが次々と取れ、「あった、あった」と歓声が上がった。家族5人で来た川崎市中原区の河上洋子さん(42)は「今夜はアサリ料理尽くしです」と笑顔だった。

 気象庁によると、さいたま21.8度▽東京21.4度▽水戸・前橋21.3度−−など、各地で平年を9度以上上回って今年最高を記録、4月下旬から5月中旬の暖かさとなった。14日は平年並みに戻る見込み。【児玉賢二】

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【天気予報】14日、全国的にどうなる
【週間天気予報】関東は暖かい日も 
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<今日も天気で>暖冬と寒冬の分かれ目

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<三笠宮さま>白内障で入院 17日に手術(毎日新聞)
ラッコが暴食、漁協の育てたウニ3トン全滅(読売新聞)
強殺認定に不服、弁護側控訴=2人殺害、裁判員判決で−鳥取(時事通信)
中越地震 被災児童の作文もとに歌…「ありがとう」CDに(毎日新聞)
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2010年03月16日

授業うまいのは?学校と塾の先生が「T―1」(読売新聞)

 学校の教師か、塾講師か。授業がうまいのは誰だ――。

 同じ会場で模擬授業をして、教え方の“腕前”を競うコンテストが大阪で繰り広げられている。名称は「teachers(教師)」の頭文字を取って「T―1グランプリ」。若手漫才コンテスト「M―1」などにヒントを得て、来場者の投票で優勝者を決める。厳しいバトルに見えるが、切磋琢磨(せっさたくま)し、指導力をアップさせるのが狙い。主催者は「先生だって競い合うべきだ」と挑戦者を募っている。

 大阪府枚方市の塾講師、別宮(べっく)孝司さん(47)らが「学校と塾は、同じ子供を教えながら交流も批判もない。オープンな場でぶつかり合えないか」と、知人の学校教師や塾講師にインターネットなどを通じて呼びかけ、今年1月、英語の授業で第1回のコンテストを開催した。

 同市内で今月14日開かれた第2回大会では、高校教師3人と塾・予備校講師3人の計6人が数学で挑んだ。

 「合コンで、女の子が固まらないようにするにはどうするか。これはそういう問題だよね」。愛知県の予備校講師、小倉悠司さん(25)は軽妙な口調で語る。問題は「男性3人、女性2人が一列に並び、女性が隣り合わない並び方は何通りか」。身近に感じる話題に例え、授業を進めた。

 北海道の私立高校の教諭、下郡啓夫さん(38)は「間違いが偉大な発見につながる。正解を教えるだけが、教育ではない」と熱弁。京都大の入試問題で、生徒の間違いをあえて取り上げ、正解とは別の高度な素数の話に展開し、会場をうならせた。

 小中高校いずれの学年向けでもOKで、持ち時間は20分。賞金はないが、この日優勝した下郡さんは「話す機会が少なかった塾の人たちとの交流が一番の収穫」と満足した様子。観客は、ネットなどで開催を知った教師や講師、保護者ら。兵庫県の予備校講師(27)は「競い合いは授業の向上につながるはずだ」と語る。

 今後、理科、社会、国語の大会を順次開き、11月に各優勝者が集まるグランプリ大会を行い、年間最優秀教師を決める。別宮さんは「真の敵は向上心のない先生」と主張し、自らも社会の授業に出場予定だ。

自民・園田幹事長代理、辞任の意向伝える(読売新聞)
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<日韓警察>トップがソウルで会談 犯罪のグローバル化で(毎日新聞)
<掘り出しニュース>きっと芽がでるせんべい 三陸鉄道で販売(毎日新聞)
首相の公邸入居費用、さらに清掃費など280万(読売新聞)
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